Information

腸内環境が乱れると起きること

こんにちは、広報担当の上田です。今年も残すところ数日となりましたね。 やり残していることがたくさんあって、落ち着かない毎日を過ごしています。みなさんは、いかがですか? さて、これまで何度か腸内環境を整えることのメリットをお伝えしてきましたが、今回は腸内環境が乱れることでどのような症状を招くかをご紹介できたらと思います。 もっとも顕著なものといえば、お腹をくだしてしまうことと、お通じが悪くなってしまうこと。お腹をくだす...

AuB広報担当 上田麻実

ASAMI UEDA

Public relations

December 24, 2019

こんにちは、広報担当の上田です。今年も残すところ数日となりましたね。
やり残していることがたくさんあって、落ち着かない毎日を過ごしています。みなさんは、いかがですか?

さて、これまで何度か腸内環境を整えることのメリットをお伝えしてきましたが、今回は腸内環境が乱れることでどのような症状を招くかをご紹介できたらと思います。

もっとも顕著なものといえば、お腹をくだしてしまうことと、お通じが悪くなってしまうこと。お腹をくだすメカニズムをいくつかご紹介しますね。

・吸収されやすいものが多量に存在した際、水分が腸管内啌に移動することで起こる
・腸が炎症したことで、多量の滲出液(組織と組織の間にある液)が腸管内啌に排出されることで起こる
・消化管粘膜の分泌異常によって起こる
・腸管運動の異常によって起こる

といった具合に、腸の不調が、お腹をくだす結果につながるケースがたくさんあるんです。
大腸には1000種類、100兆個以上の腸内細菌が生息していますし、便のおよそ半分が腸内細菌ということで、腸内環境が乱れるとダイレクトに便に影響するというわけです。1)

私は、お腹をくだすことについて、辛いし、肉体的に消耗するイメージは持っていましたが、命に関わる深刻な症状とは認識していませんでした。でも、発展途上国では、幼い命が失われる最大の原因と聞き、あらためて腸内環境を整えることの大切さを痛感しました。そしてAuBの研究で、遠い海の向こうの子どもたちの未来にも貢献したいと感じるようになりました。

もうひとつ、腸内環境が乱れることで起きる身近な症状をご紹介します。

それは、肌荒れ。腸内環境が乱れると、肌荒れが起こるといわれています。

私自身も食生活が乱れると肌の調子がふるわないと感じることがあり、腸内細菌たちのSOS信号だと反省し、彼らが喜ぶ食事に改善するようにしているのですが、そもそも、なぜ肌荒れにつながるのでしょう。それは腸内細菌が産出したフェノール類が血液を介して皮膚に蓄積することで、皮膚細胞の分化に変調をもたらすため。それによってくすみや乾燥を引き起こすといわれているんです。2)

アレルギーとの関連性も指摘されていて、北ヨーロッパの研究所で、アレルギーを抱えるお子さんと、そうでないお子さんの腸内細菌を比較したところ傾向が見られたといいます。もっとも顕著だったのが、アレルギーを抱えるお子さんのほうが、Lactobacillus(ラクトバシラス)が少なかったこと。Lactobacillusは代表的な乳酸菌で、発酵食品や、人や動物の口腔や腸管などに常在していて、健康に関わる菌として注目されているものです。3)

そして最後に、便やお肌のコンディションと違い、自分でも自覚しづらい症状をご紹介します。それは、自律神経の乱れ。

短鎖脂肪酸はセロトニンをつくり血液中に放出するクロム親和性細胞を促すことが明らかになっていますが、腸内環境が乱れて、彼らが分泌したセロトニンが副交感神経に属する迷走神経末端レセプターと結合し、延髄へ情報を伝達することで自律神経系に影響を与えることがわかっているとも言われています。4)また、腸内細菌が脳機能にまで影響を与えるメカニズムが明らかになりつつあり、パーキンソン病などの脳疾患、うつ病などの神経・精神疾患においても、腸内環境の研究が欠かせなくなりつつあるといいます。5)腸内環境と脳の関係によって起こる症状は、便やお肌のコンディションと違って自覚しづらいからこそ、腸内環境を乱さない生活を習慣化したいですね。

腸内環境が乱れることで起きる症状についてご紹介させていただきました。最後までお読みくださり、ありがとうございました!

 

■参考文献
1)石藏文信,ストレスは腸にくる, 財団法人パブリックヘルスリサーチセンターストレス科学研究所編,ストレスアンドヘルスケア,2013年3月31日,pp3-4
2)腸と肌荒れの関係
飯塚量子,ヤクルト中央本社,腸内細菌が皮膚生理に及ぼす影響,第15回腸内細菌学雑誌25巻2号 2011,会,pp105-106
3)Björkstén B, Naaber P, Sepp E, Mikelsaar M.The intestinal microflora in allergic Estonian and Swedish 2-year-old children.Clin Exp Allergy. 1999 Mar;29(3):342-6.
4)Fukumoto S,Tatewaki M, Short-chain fatty acids stimulate colonic transit via instraluminal 5-HT release in rats., Am J Physiol284, pp1269-1276
5)須藤信行,脳の機能に関する腸内フローラと「脳腸相関」HEALTHIST242,2017年,pp2-5

◼︎記事協力
土屋友美:管理栄養士・健康運動指導士

LINE@やメールアドレス登録でAuBメンバーになりませんか?

登録いただけるとAuBに関するお得な情報、製品情報、
メンバー限定のイベント情報などを定期的にお届けします。

View AuB's Privacy Policy.

関連記事

RELATED ARTICLE

  • アスリート合宿帯同日記-オーストラリア編- 皆さんこんにちは、AuB株式会社の清水です。 私はAuBの管理栄養士として腸内細菌検査結果及び栄養摂取状況をベースにアスリートの食事指導を行っています。 今回は、私が先日トレーニンググループTWOLAPSのオーストラリア遠征に帯同させていただいた経験を全3回のブログを通じて皆さんにシェアしたいと思います。 まずTWOLAPSの選手は自己管理の基本ができているチー […]
  • Forbes JAPAN SPORTS BUSINESS AWARDに 選出いただきました! こんにちは、広報の上田です。 2019年10月にリリースされた『Forbes JAPAN […]
  • 健康維持に 腸が大きく 影響する理由とは こんにちは、広報の上田です。 今回は、鈴木がメディアの方にお話させていただいた内容をもとに、健康を維持するうえで腸がもっとも大切と考える理由と、その確信を反映した製品開発についてお伝えできたらと思います。 人間は腸がいちばん大事 ̶  本日はありがとうございます。 鈴木 こちらこそありがとうございます。よろしくお願いします。 ̶  […]

LINE@やメールアドレスの登録であなたもAuBメンバーに!

登録をするとメンバー限定の楽しいイベント情報やAuB製品に関する最新情報、パフォーマンスUPなど自分の価値を向上しイキイキと輝く人になる為に知って得する情報をお届けします。